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ゆるキャン△⑦のレビュー

 

ということで10月11日にゆるキャン△の7巻が発売されました!(めでたい!)

え~、僕はアンテナが低いので当日に知ってその日に買おうと思ったら電車が止まって読みたいのに2時間半歩かないと帰れない事態に陥りました。これはクソしょーもない自分語りです。

その疲れを吹き飛ばしてくれるくらいには素晴らしい内容だったのでレビューをば。

 

ところでゆるキャン△の7巻は買いましたか?

買ってないなら買うんだ!それくらいの慎重さが求められていることを理解しろ!

 

 

ここから買えるぞッ!Amazonから買わなくてもいい。書店でもいいから買うんだッ!!!

つーわけでネタバレしかしないです。注意して進んでください。

 

 

本編概要

千明ちゃんたちがみさきキャンプ場から帰還。思い出話もそこそこになでしこちゃんはソロキャンのためにリンちゃんにいろいろと質問。準備を整えてソロキャンに出発!リンちゃんも出発!

しかし、なでしこちゃんのキャンプ場は電波が繋がらないために不安になったリンちゃん&なでしこちゃんのお姉さんである桜さんが見にいくも新人キャンパーさんたちと仲良くするなでしこちゃんを見て一安心。

ソロキャンを満喫して帰還したなでしこちゃんたち野クル&リンちゃん+えなちゃんメンバーは鳥羽先生の提案により3月に伊豆でキャンプをすることに!

 

まあ僕が今ペラーって書いた概要なので読まなくていいと思います。

 

ここが良かった!

こっちでも語ったように僕はなでしこちゃんが大好きなのでなでしこちゃんメインである今回は全部良かったと言っていいのですが、それではレビューにならんだろということでピックアップしていきます。

 

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※撮りかたがアレなので見え辛い。ちゃんと見たいなら手元にある本編を参照しましょう!

ここ、なでしこちゃんにソロキャンのことを色々教えて「よしっ、週末までじっくり調べてソロキャンデビューするぞーっ!」と意気揚々と出て行ったあとの台詞なんですよ。

ここが本当に好きで、重要なのはリンちゃんが寂しがっているところ…ではなく(そこもいいけども!)「リンちゃんに教わったソロキャンをワクワクして楽しもうとしている」なでしこちゃんと「なでしこちゃんと触れ合う仲でグルキャン*1の楽しみを知った」リンちゃんの対比なんですよね。

でもソロキャンをするっていうので邪魔しちゃいけないと一歩引いているけど寂しいリンちゃんがとてもいい。キッチリと慮ってる。まあそこで我を通せるやついないよね。

 

この二人の関係とても好きなんですよ。何が好きって互いに楽しいことを教えあってて、同じ趣味を共有しながら高めあってることなんですよね。まあなでしこちゃんは教えるというより楽しいと感じさせる方が近いけども。(そこがいい)

このシーンはそこがクッキリと現れていて、(リンちゃんと会ってなかったなら触れることをしなかったであろう)キャンプをものすごく楽しんでソロキャンにまで手を出しているなでしこちゃんと
(なでしこちゃんと会わなかったら確実にソロキャン道を邁進していたであろう)リンちゃんがグルキャン(というよりなでしこちゃんとのペアキャンかもしれないけど*2)が出来なくて寂しそうにしているシーンなんですよね。

このシーン見てると「寂しいシーンだけど、いい友人関係を歩めているからこそなんだよなぁ」となってほっこりします。

 

 

続いてのシーンはこちら

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なでしこちゃんが新人キャンパーさんと触れ合ったあとに新人キャンパーさんがなでしこちゃんの言葉を振り返っているシーンですよね。

 

これ最初読んだとき「ええなぁ」と思っただけで済んだんですが、読み返したらこことてつもないシーンなんですよね。この新人キャンパーさんと触れ合っているなでしこちゃんを見てると「コミュ力すげえ。さすがなでしこちゃん!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!」ってなってそこもいいシーンなんですが、やっぱりそのあとのこのシーンが良くて良くて。

 

というのもなでしこちゃんはリンちゃんから影響を受けて、そのときに見た富士山がとても綺麗で感動してキャンプを始めたんですが、色々キャンプをして経験を積んで、じゃあソロキャン!となったときに新人キャンパーさんと触れ合って「キャンプご飯は何を食べても美味しい」というかキャンプご飯の魅力をしっかりと新人キャンパーさんに残しているんですよね。

この一件でこの新人キャンパーのお姉ちゃんがキャンプに目覚めることが容易に想像できるんですが、そのキッカケを数ヶ月前まではキャンプに興味を持たなかったなでしこちゃんが与えているっていうことが凄く感動的で…。説明じゃなくて肌で感じて魅力がわかるってのが本当に好きです。

最初のなでしこちゃん遭難?のときも富士山のあのシーンで「ああ、これはキャンプ好きになっちゃうよな。興味出てきちゃうよな」って見る側も感じるんですが、ある種その再現なんですよね。しかも最初のシーンではなでしこちゃんが魅力に気付くんですが、今回はなでしこちゃんが魅力に気付かせるんですよね。説明するわけでもなく目の前で美味しそうに食べて、「難しそう」ってなってるお姉ちゃんキャンパーさんに「お肉を焼くだけでもいい」「キャンプで作る料理は楽しい」って導いているところも凄く良くて。

こういう「難しい…」って尻込みしてる人に魅力を伝えられるってのは凄いことで素晴らしい能力なんですよね。その趣味の道を行く人間の鑑ですよ。本当にいい…。

 

他にもリンちゃんが優しかったり、やっぱりお姉ちゃんはシスコン入ってたり(あんな妹いたら溺愛するに決まってるが)するのがいいんですがそれは本編買って読んでください。あと恵那ちゃんのちょっと掴みづらい感じのキャラもいいですよね。本当にいい1冊だった。

 

ショートアニメ、2期、映画と今後の展開も決まったので凄い嬉しいですね。しっかりと見ましょう。

 

以上!

www.nicovideo.jp

 

最後に1期の1話を貼り付けておきますね。みんなでふじさんの感動をもう一度味わおう!

*1:グループキャンプの略

*2:ここで一応書いておきたいのは、なでしこちゃんとのペアキャンをしたいのは純粋になでしこちゃんが気の置けない相手であることが非常に大きいことにある